4月の地球の日に合わせて開催されたビーチクリーンイベントの参加などに続き、キャプテンブルースはハワイ州のNPO法人「Aloha Ocean Plus」と協力し、今回で3回目のカネオへ湾の珊瑚礁のモニタリングを行いました。
モニタリングの重要性
珊瑚礁の健康状態を知るには、長期間にわたってサンゴの色合いなどを記録・分析することが重要です。Aloha Ocean Plus代表のYuiさんによると、サンゴの色は種類や環境によって異なるため、1年以上継続的にモニタリングしながら状態の変化を調べます。
コアカード (Hawaiian Ko’a Card)
モニタリングでは、ハワイの珊瑚の色合いを元に開発された「コアカード」と呼ばれるカラーチャートを用いて、サンゴの色を記録します。サンゴの色は種類によっても異なりますが、同じ種類でも全く同じ色ではありません。白は白化を示しますが、それ以外の色の場合、コアカードの何番だから状態が悪いという意味ではありません。継続的なモニタリングを通して、色の変化を記録し、研究に役立てるために使用されます。Aloha Ocean Plusではモニタリング時に撮影した約20枚の写真データを毎回専門機関と共有しています。
美しいハワイの海を守るために
今回実施したモニタリングで、キャプテンブルースのシュノーケリングスポットでは、現在サンゴの白化は起きていないことが確認されました。観光でお越しの方々、地元の方々、私達を含めここで働く皆さんがいつまでも共に美しいサンドバーを楽しむことができるよう、環境を守りこの状態を維持することを目指します。
美しいハワイの海でツアーを催行するものとして、責任ある観光(Responsible Tourism)の重要性を認識し、今後も様々な取り組みを進めていきます。
世界海洋デーについて
世界海洋デーは、毎年6月8日に世界中で海の重要性を認識し海洋環境の保護を訴える日です。1992年のリオデジャネイロ地球サミットで提唱され1993年から実施されています。
関連リンク
世界海洋デー:https://worldoceanday.org/
Aloha Ocean Plus:https://www.alohaoceanplus.org/
カネオヘサンドバーで楽しめるシュノーケリングツアー